やっとこさ「まどか」新編観て来ました。いや〜、貧乏人には「映画料金=1,000円」がデフォですからね@爆
26日に公開されてからというものの、「ネットに繋げばネタばれに当たる」状態だったので、ストーリーはほとんど知った上での鑑賞となったのですが、私には逆に良かったような気がします(つーか何も知らずに観たら理解出来なかったかも^^;)
確かにほむほむ贔屓の相方には辛い内容だったと思いますし、パンフレットのインタビューにあった「ほむらがまどかと対の存在になるという選択もアリ」という言葉も「なるほど」なのです……が。
私としてはテレビ版(=劇場版「前編」「後編」)の全ての魔法少女を絶望から救うために概念となったまどかの選択、そしてまどかを救うためなら悪魔にだってなるというほむらの選択、両方とも決して正しいものではないと思うんですよね。なぜなら前者はまどかの自己犠牲(Clamp先生はこれを嫌っていますね)、ほむらの哀しみ、まどかを知る人達(特に家族)の記憶の消滅の上に成り立つものであり、そして後者はほむらが下手をすれば将来まどかと対立する存在となってしまった事、ほむらが大切に思っていた「まどか」の願いをほむら自身が改変してしまった事で成り立っているからです。
テレビ版(=劇場版「前編」「後編」)で一つの物語として成り立っていた物の続編を作るにあたり、このちゃぶ台をひっくり返すような展開は一番面白い選択だったと思います。だたタイトルにも書きましたけど、今のままでは物語が起承転結の「転」で終わっている状態だと思うんですよ。
制作サイドには「観た人それぞれが続きを予測して頂ければ……」という思惑もあるでしょうけど、二次は二次として「置いといて」個人的には公式でこの物語の結末を是非とも描いて欲しいです。
っていうか続編あるよね?悪魔ほむほむにとって面倒な存在であるはずのさやかとべべが何故か残されている伏線、しっかり回収して下さいよ〜^^;)
画的に素晴らしかったのはやはりほむほむとマミさんの銃撃戦。ほむほむも勿論強いんですが、マミさんの強さに痺れました。今まで可哀想な役回りだったさやかがいいポジションになっていた事も嬉しかったですね。あとベベ可愛いよベベ(私も一匹欲しい……) QB師匠は安定ですね。さすがにあれだけの合唱で「訳が分からないよ」と言われたら怖いですけど^^;)
相方も書いていた通り予告に出て来た場面は全て本編に出て来ます。「コナン」映画で嘘予告に慣れている身としてはとっても新鮮でした。
(「天カウ」観た時、「任務は完了したわ」って哀ちゃんの台詞が無くてどれだけ悔しい思いをした事か!@核爆)
あと「リスアニ!」で仕入れた情報ですが、劇中歌を歌っていたのは結城アイラさんことASUKAだったとの事、早くサントラが欲しいっす!