「考えてみれば明日は工藤の日だ!」と慌てて相方の短編をアップしたものの、すっかり疲れ果ててしまい、なかなかBlog更新まで手が回りませんでした。本当、申し訳ないとしか言えません。
そんな相方の作品ですが、実は相方からは「灰原デーに志保サイドだけアップ」という打診もあったんです。ただこういう「Aサイドから」「Bサイドから」「AとBが合流して……さて」という内容の作品は長編と違って引っ張れないんですよね。一読者として「続きが楽しみ!」っていう感覚より「一気に読んで満足!」という感覚の方がしっくり来るといいますか。
そんなサイト総合プロデュース担当の我儘な意見で全編同時公開となりました。久し振りの大ボリューム同時アップは果てしなく大変でしたが、今思えば77巻発売一週間前だった事もあり、ちょうどいいタイミングだったかなと思います。
遠慮深い相方なので代わって暴露しますが、実はこのテキストの最終稿には「コナンが志保の頭を2、3度あやす様に叩く」というシーンがあったんです。でもあのプライドの高い江戸川が大人の姿に戻った灰原にそういう行動を取るとは個人的に思えなくてカットさせて頂きました(「ヤツはどんな時でもドヤ顔だろう」ってところで@爆)
そして↑とは反対にこのテキストには相方の意見と私の意見が全く違う点もあったりします。それは志保が放火された小屋で自殺を考えるシーン。「コナン」世界は「サザエさん」なので深く突っ込んでも仕方ないんですけど、あくまで原作を時系列と捉えると「逃げたくない」と言い切った灰原が自殺しようとするとは私には思えないんです。でも「コナンの目にバスジャック事件の時の赤いパーカーと拝借した被害者のパーカーが重なる」っていう所が素敵だなと思ってそのままにしました。
創作人それぞれカラーが違いますが、某様がおっしゃるように「灰原>>>>>超えられない壁>>>>>江戸川」という図式は一致していると思いますので今後もこの辺境サイトをよろしくお願いします。
追記で拍手返信です。