昨夜レイトショーにて「向日葵」やっとこさ観に行って来ました。
公開から半月経っている事もあって劇場は空いてましたね。女性陣のお目当てはほとんど「ビリギャル」だったんじゃないかな?
今更なネタバレですけど一応「続き」にしておきます。
丸っと一日ガッツリ仕事した後で観に行ったのがいけなかったんでしょうか?
正直なところ見始めたら終わってた感が否めなくて。
NYでKIDが現れたと思ったら飛行機爆破、損保ジャパンの向日葵にターゲットが変わったかと思ったら何やかんやでレイクロック美術館ラスト……え〜っと「この映画の筋はこれだけだったっけ?」感といいますか@爆
普通尺が短く感じたという事はそれだけ面白かったという事なんでしょうけど「物足りなさ感」が否めなくて。「え?灰原さんの出番これだけ?」という感想は「置いといて」でもやっぱ何かが足りない……そんな不思議な映画でした。
冒頭から振り返るとNYの場面は面白かったです。3億ドルを惜しげもなく出す次郎吉さんパネエ!
そういえば園子が珍しく令嬢らしい事してた映画でもありました。それでもKIDを目の敵にするチャーリーさんを毛嫌いする辺り安定のミーハーw
そんなKID、今回は犯行目的も含めカッコ良かったですね。時々素で黒羽に戻るあたりまだまだ盗一さんには敵わないといったところでしょうか?そういえばネットの片隅で「チャーリー氏がKIDを目の敵にするのは昔初代にコテンパンにやられたせいに違いない」という意見を見ましたけど、案外裏設定でありかもしれません。
そして前半のお約束、博士の新発明登場ですけど、珍しくラストに結び付きませんでしたね。逆に昨年の花火ボール再び!劇場版の新発明ってその場限りの物が多いので新鮮でした。
それにしても工藤新一に化けたKIDを見て自分がアメリカに行った事になってる辺りを心配する江戸川もズレてるよーな。
そして私的疑問なんですけど、どうして警察は犯人が仕掛けた偽のKIDカードを疑う事なく信じたのでしょうか?確か原作でもKIDの予告状本物云々の見分けが言及されていたと思うのですが。用意した犯人の職業柄云々言われたらアリかもしれませんけど、この科学捜査の時代にお粗末な気が。
疑問点はKIDサイドにもあります。損保ジャパンの向日葵を餌に用意させた100億円、一体何が目的だったんでしょう?
寺井ちゃんが阿笠博士に依頼した泥棒道具の支払いが滞っているためなんて事はないでしょうし(By「まじ快1412第2話)、お札を舞い散らせて何が目的なのか分かりませんでした。
そして何より肝心の事件絡みが物足りなかったんですよね。いくら頼まれたからって空港の整備士が……ねえ。断られたらそれまでですし、仕事柄普通は断ると思うのですが。美術館で子供達が向日葵の廊下で「何か匂う」って言ってたのが回収されてなかったですし、物的証拠を用意したシーンも「あれだけ?」って感じで。東氏の向日葵絡みの因縁がそこまで生きていた感もありませんでしたし、どうせなら彼を犯人にしてウメノさんが絡んだ過去や向日葵の因縁を絡めてじっくり描いて欲しかったような。
そうすれば榮倉さんの棒も目立たなかったのに。
あ、そうだ。7枚の「向日葵」って結局全部本物っていう事でいいんですよね? ←
最後に私的ツッコミ:「背後霊の出番がなかったのはKID扮する工藤の出番が多かったせいに違いない!」@爆
私も、ウメノさんの過去をもっとじっくり描いて、そちらに軸を置いたお話にして欲しかったです!
ああいう切ないエピソード大好物なので(爆)
それから、ほたるさんの疑問点で私が分かる情報をお伝えしたく。
100億円分のお札を舞い散らせたのは拳銃や麻酔銃の照準を自分に合わせない為じゃないかという推理を読みました。
それから、子供たちが「何か匂う」って言ってたのは、犯人が火を付けて導火線代わりに用意した薬品?油?の匂いだったんじゃないかなと思います。
ではでは、失礼します!